始まったら何もできなくなるほどの痛み
朝、寝坊をした。
いつもは歩いて駅まで向かうが自転車をとにかく漕ぐ。
乗る予定の電車を逃したけれども、その一本後に乗り近くは免れる。
寝坊したことの延長でうだうだした気持ちで働く。
いつもはお弁当を持って行くが寝坊をしたので今日はなし。なので昼休みにサブウェイに行く。
そういえば先週の土曜日もお弁当を作るのが面倒だったのでサブウェイに行った。
先週と同じ店員さんが働いている。可愛らしい韓国人女性がサンドウィッチを作ってくれるが、この人はいつも野菜をしこたま入れる。パンが前回の開きっぱなしの状態にならざるを得ないほどで、挟むと言うより乗せる感じ。
先週と同じ席に座り、先週野菜をこぼしてしまったことの反省を生かし今日はきれいに食べる。
昼休み後に働き始めると頭が重い。そりゃ頭はもともとでかいのだけど、そうではない重さ。朝、自転車を漕ぎ終わった時からのだるさやうだうだが頭に集まってきた。
これはあれだ、久しぶりの偏頭痛のお出ましの気配だ。
頭は順調に痛くなり、午後3時以降のことはあまり覚えてない。
帰宅する頃には限界で早く殺してくれと思いながら自転車で帰った。
家に着いても治らず横になり気付くと寝ていた。
朝4時ごろに目が覚めると綺麗さっぱり頭痛は治った。
急に、今日の午後にトイレに行った時、小便器の横に立ったおじさんが私の男性器をじろじろと何秒間も見てきて、私はおじさんの顔を何度も何度も見返した、というのを思い出した。
見知らぬ他人の男性器をあんなに見る人間がこの世に本当にいるのか?
頭が痛過ぎて見た幻覚だったのかもしれない。
体がそうなってしまっている
前日夜更かしをしたところで、何時まででも寝てていい状況であっても、毎日の起床時間の6時ごろには目が覚めてしまう。
休みの日のお決まりの洗濯、掃除、片付けなんかを済ましてしまってもまだ午前10時。
そうだ給料が入ったのだ!と、とりあえず払わねば生活が脅かされるようなものを払い、買い物に出かけた。
晴天のおかげでコートを着なくてもすむくらいの暖かさ。でも空気は少し冷たいかもくらいの丁度良さ。
久しぶりに自転車に乗って出かける。
よく行っていた本屋に久しぶりに行くと、長嶋有のサイン本が置いてあり、とにかく手に取ってしまう。それからああそうだ、と文庫本になったばかりの読めていなかった小説も手に取り買う。
スーパーの前を通りかかると、「移転のため閉店」と書かれたA4サイズのお知らせが横にずらっと並べて貼ってある。
学生の頃、地元にある同じ系列のスーパーでバイトをしていたのでこのスーパーの前を通るといつも懐かしさを感じていた。それがなくなってしまうのかと寂しさを感じ、特に買うものがあるわけでもないが入店した。
店員が着けている緑のエプロンや平仮名ででかでかと書かれた名札、所狭しとダンボールのまま積まれている商品を見て懐かしく思う。
「閉店売り尽くし」の札がついている商品を眺めるが買わなきゃいけないようなものはない。あっても困らない、パスタとキッチンスポンジと割り箸を買った。
店員さんにどこに移転するのかを尋ねようと思ったが、私の目の前で同じことをお客さんが尋ねていた。
「閉店売り尽くしセール」の忙しさのために質問は簡単にかわされていた。私は自分で尋ねることを諦め、どこに店が移転するのかはわからないまま店を出た。
新しいシャツでも買えば、会社に行く時多少楽しくなるだろうと服屋を2、3軒回ったが気に入るようなものがなく、給料が入ったのに特に使うこともなく、不完全燃焼で帰宅した。
帰宅しても13時でここから休日をどうするか、買った本を今日読み切ってしまうかどうするかと考えながら、去年のポケモン世界大会をなんとなくyoutubeで見ていたら日が暮れるのを知る間も無く外は真っ暗になっていた。
パスタ茹で、食べ、休日で給料日だったことの証を残すみたい感じで、アマゾンでソファを買ってしまった。
少し考え事などをしたがまとまらなかった。考えてることについては感情的になった。
そしてまだ22時なのにちょっと眠いと思い始めている。
明日は休みだ夜更かししよう
朝も昼も暖かくて今日も憂鬱であったが、仕事終わりに駅に向かう際に外の空気が寒くて安心した。
会議と称し駅前で、一緒に入社した年上の同僚と缶ビールを一本飲みながらおしゃべりをした。
会社の女性が、自分の子供が第一志望の大学に受かって、大喜びをしていたこと。
サッカーのあの試合見たことあるか。
おしゃれな店がたくさん増えてコンビニが減り不便。
会社のノリについていくのは自分たちには難しいかもしれない。
長引かないようにそそくさと帰る。
ほろ酔いで電車に乗り、わざと一駅前で降り、もう1缶ビールを買い、一人飲みながら歩いて帰る。
最近はほとんど酒など飲まなかったからなのかなかなかに早く酔いが回り、目をすわらせて歩く。
そういえば明日が給料日だ。何か買おうかと言う喜びより、あっという間に一月が過ぎてしまったことに驚く。
帰宅し、とにかく明日が休みで早起きしなくていいことを嬉しく思った。すなわち今日は何時に就寝しようとも自由だ。これは嬉しい。
暖かい
毎日どんどん頭が回らなくなっていくような気がしている。
それに加えて苦手な春っぽい暖かさがやって来た。
あの生暖かさと湿気と草の匂いがやってくると毎年絶望的な気持ちになる。
冬の寒さで力が入っている体が、暖かさでスカされてるような気持ちになる。
それらに対してぶつけようのない苛立ちを覚え、「こうムカついたら寿司でも買うしかない」と思い帰りに寿司を買った。
家に着いて、ムカついたら寿司を食うしかない?と自分の思考に疑問符がついた。
テレビをつけると笑ってコラえてが放送中。
音を消し、映像だけ流していても、画面の中が平和過ぎるのが伝わって来て泣いた。
泣きながら寿司を食った。
シャンプーを帰りにきっちり買った。
シャンプーを帰りにきっちり買った。
ジャンプーが切れるのに買い忘れた。
シャンプーが切れるのに買い忘れた。
毎日などと言ってしまうから。
日記をもう少しスパンを短くして書きたい。
理想を言うと毎日書きたい。
だけれども、毎日の忙しや疲労や面倒臭さに負けて、つい書かなくなってします。
毎日書こう、などと言うからダメなんだと本日気づいた。
毎日、というのは生きている間、死ぬまでの全ての日のことを言うのではないか。
だから、明日から毎日書こうなどといったいくらでも仕切り直しができてしまうことになって、今日をおざなりにする。
なので、なんでもなくても、特筆すべきことがなくても、反復の習慣とは考えずにチャレンジのような気持ちで書くことにする。
HUNTER×HUNTERを久しぶりに読み返し、筑前煮と豚肉キクラゲ卵の炒め物を作り、ラジオを聞いたりし、風呂に入浴剤を入れて浸かった。
寝る前にオレンジ色の豆球が切れていることに気付いたが特に不便ではないのでそのまま寝ることにした。ただ、少し天井が高いこの家の照明に届かない私は今後取り替える必要が生じたときにどうすればいいのだろうかと不安にはなった。