ダダ日記ダダダ

ただただ日記。推し量ってくれれば。

2月8日(木)

夜勤に行き、朝に帰宅。

 

無断欠勤ちゃんはクビだそうだ。

 

職場のトイレの便座の上に脱糞され、さらには壁と床にも糞尿が撒き散らされるという事件が起き、清掃のため今日も休憩が短くなった。

 

トイレの個室の中で目に入る光景はまさに地獄絵図。この世のものとは思えない残虐無比、非人道的な犯行である。

 

清掃をしながら考えていたの。こんなにも凄惨な事件は二度と繰り返してはいけない。便座の上に脱糞するとは何事だ。トイレに便を排し下水に流し、清潔に保つというのは人間の文化的発展の歴史が生んだもので健康的に暮らすためにはなくてはならない現代人の決まりなのではないのだろうか。それを便座の上に脱糞するとは何事か。人類の文化的生活の死であり、先人への冒涜、WHOへの宣戦布告である。そして私の職場へのテロ行為であり、この大爆破の跡地のような残虐な場所となったトイレを清掃しなければならない私は被害者である。テロ行為の後、傷つくのはいつも巻き込まれた市民である。私は悲しみの境地を脱することができない。世界から無くさなくてはならないもの、それは戦争、貧困、人種差別、経済格差、便座の上の脱糞である。

 

 

仕事を終え、タバコを吸いながら後輩に一連の考えたことを伝える。

もしかするとこの大爆破は犯人にとっての「檸檬」だったのかもしれない、という結論に至り、犯人を糞梶井基次郎と呼び2人で大笑いして帰った。

 

糞の話ほどユーモアを交えなければ人に話すことはできないものもない。

 

 

結局、今日も買い物には行かなかった。

新しく契約したWiFiの機械が自宅に届きスイスイとインターネットを楽しんだ。